へなちょこdays&memories
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文化講演会
2010年11月09日 (火) | 編集 |
MEの高校で文化講演会がありました。
生徒対象の講演会ですが、PTAの教養講座も兼ねているので、保護者もお話を伺うことが出来るのです。

昨年の講師は旭山動物園の元園長、小菅さん。
講演会で初めて、小菅さんと校長先生が北大の同期生で友達だったということが分かりました。
小菅さんは柔道ばかりやっていたので、二浪して北大に入ったそうで、
「同級生なのに私が先に定年になったのは、そういう訳です」と仰っていました。
小菅さんの北海道弁丸出しのお話は面白く、お二人の学生時代のエピソードなども交え、とても楽しい講演会でした。
生徒たちも、校長先生を見直したり身近に感じることが出来たのでは?と思います。

今年の講師は植松電機の専務、植松努さん。
YOUとの年に二回のドライブの時、必ずその前を通る植松電機さんには、前から興味がありました。
「思うは招く~夢があればなんでもできる~」という演題で、北海道の小さな町の会社がロケットを作るようになったという夢いっぱいのお話かな?と思っていましたが、そうではありませんでした。




小さいころから紙飛行機が大好きで、宇宙に憧れ、将来飛行機やロケットの仕事がしたいと思っていた中学時代。
けれど、進路指導の先生が植松少年に向けた一言は、「お前の頭では絶対無理!」でした。
その言葉に絶望しながらも、沢山の本を読んで出会った先人に励まされ、努力を重ねてきた植松さん。
無理と言われた大学に入って流体力学を学び、航空機設計を手掛ける会社に入りました。
その後実家の植松電機に戻って、産業廃棄物から鉄を分別する電磁石を開発し、全国の8割のシェアを誇っているそうです。
やがてロケットの研究をしていた北大の永田教授と出会ったことがきっかけで、ロケットの研究開発が始まりました。
ただ単に自分の夢の実現という事だけではなく、「どうせ無理」の一言で人の可能性や夢を否定する世の中を変えようという思いで、誰もが無理と考えたロケットの実用化にチャレンジしているのだそうです。

また、今まで人間が行っていた1から100を作る仕事(大量生産)は、これからは全部ロボットがやってしまう。
これから人間がすべき仕事は、0から1を作り出す、つまり今までになかったものを作り出すことだ、とも仰っていました。
MEが大学で勉強して将来やりたいと思っていることは正にそれ。
MEもこの言葉を聞いて、すごく励まされたようでした。

現在は全国各地の企業や学校での講演活動、小学校でのロケット教室なども行いながら、宇宙開発だけでなはなく新しい形のブルドーザー(二足歩行ロボット)の研究もしているそうです。
植松さんのお話を伺って、色々なことをあきらめて過ごしていた若い頃を悔み、今の自分を反省し、失敗を恐れずあきらめない自分になろうと思いました。

講演の後の質疑応答では、アニメや漫画からも多くのアイディアを得ているというお話に励まされたアニメ好きの子や、夢をあきらめない子供を育てると誓った教師志望の子、宇宙を夢見る子など、沢山の手が上がり、時間がオーバーして7時間目にくいこむほど。
一年に370回以上の講演をしているという植松さんに「いつ寝てるんですか?」という質問も飛び出しました(笑)
12時から4時までぐっすり眠れば大丈夫とのことでしたが、
「みんなは成長の途中だからもっと寝て下さい。」と仰ってました。
大丈夫、MEはしっかり寝ています…(笑)










…ただ、心に引っかかる事が一つだけ。
「子供の頃はとても落ち着きのない少年で、今ならこんな風に言われて、施設に入れられていたかもしれない」という意味のことを仰り、プロジェクターのスクリーンには「アスペルガー」「高機能自閉症」「ADHD」「多動」の文字が。
突然の事にちょっとショックを受けて、しばらくお話が心に届かなくなってしまいました。
仰りたいことは分かるのですが、障がいの事を何も知らない人には様々な誤解を与えかねないお話だったので、ME以外にも障がいのあるきょうだいを持つ生徒が沢山いるだけに、とても気になりました。
講演内容にこの件は必要ないのでは?と思います。
とても良いお話だっただけに、それだけが残念でした。


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コメント
この記事へのコメント
No title
きちんと理解されてもらえてないってのは残念ですね(~~;
でもね~自閉症って難しいんですよ。言葉は結構一人歩きで知ってる人は多いと思うんだけどどんな症状とかは千差万別なとこあるでしょ。
身近にいないから余計に偏見が出ちゃうんですよね。
うちの近所にも自閉ちゃんいたはずなんですけど見なくなりましたね。
子供達も障害のある子を見る機会ってあまり無いからどう接していいか分からないと思うし。こんな事言ってる私もね(^^;;
同じ学校に通うのは難しいんでしょうけどもっと普通に接する事が出来る世の中だといいな~と思います。ってか、教室開いてるんだから何とかなんないのかな。病院なんかにいくと会ったりするんだけどね。
子供のころはお祭りなんかで見てた子が突然見なくなっていいだけ大人になってから突然現れて増々どう接したらいいのか分からなくて・・。親御さんと仲良しだったらまだしも・・・。
ん~~と何書いてんだか。
何かどんどん墓穴を掘ってる感が・・・。

きっとこの専務さんは身近に自閉症の人がいないんですよ。
何でも見慣れるって大事だと思うんですよ。
どんなに知識で知ってても見て触れ合わないとダメなんですよ。
あ~~もクダクダとすみません(~~
2010/11/12(金) 15:55:17 | URL | うさぎ #6facQlv.[ 編集]
うさぎさんへ
植松さんは、発達障がいなどのある子のことを悪く言ったわけではないんですよ。
むしろこの後で、LDの子たちが見学に来て、熱心に質問してくれて嬉しかったみたいなことも仰っていて…。
ただ、落ち着きが無いというだけでは障がいがあると判断出来る訳ではないし、みんな施設入所ってわけでもないし…と、ちょっと引っかかってしまうところもあって気になってしまいました。
障がいのことを知らない多くの方は気にも留めなかったかもしれず、私だけが気にし過ぎなのかも知れません(^_^;)
でも、全体の流れの中では省いてもいいんじゃないかな?とは思いました。

> 子供のころはお祭りなんかで見てた子が突然見なくなっていいだけ大人になってから突然現れて増々どう接したらいいのか分からなくて・・。

小さいうちは地元の小学校などに通えても、大きくなると校区外の中学校だったり遠くの特別支援学校に行かなきゃならない事が多くて、どうしてもそうなってしまうんですよね。
ずっと一緒に大きくなっていけたら、自然に接してもらえるかもしれないと思うのですが、今の教育制度では難しいです。

色々一生懸命考えて下さって、ありがとうございました。

2010/11/14(日) 15:24:05 | URL | 栗太郎 #w7jm7Cj.[ 編集]
No title
僕の言葉足らずでつらい思いをさせてしまったことを申し訳なく思います。
ただ、僕はスライドに使った病名を読み上げませんでした。
そして、「教育関係者はこういいます」という表現をしました。
実は、病院の方々は、「病名」と「症候群」の違いがほとんどない日本での様々な問題に気がついて、
現在では、このような「症候群の名前」を明言しなくなっているそうです。しかし、学校の先生が平然と
子どもたちの行動の一面を見て、この「症候群の名前」を「病名」としてつけてしまうことが多くあります。
僕は、担任の先生に「頭がおかしい」と言われました。普通の学校には通えないと言われました。
だから、僕は自分のことを沢山しらべました。
ウィルスの存在や、原因となることがはっきりしている場合の病名と、
行動の特徴をまとめて分類することとは、全く違います。
日本では、それらを全部一緒にしてしまっている人が多すぎます。

うちの親は異常者が生まれたことがつらかったと思います。
そのおかげで僕は、学校の成績で怒られたことがありません。(僕にとっては幸いでした。)
その親が教えてくれた言葉が、「思うは招く」でした。
がんばれと言えなかったのです。ゆめを目指せと言えなかったのです。

あの部分では、普通じゃないだけで異常と言われてしまうことに負けないでほしい、ということを伝えたいと
おもっていますが、僕の表現の稚拙さで、それが伝わらなかったことを残念に思います。
診断とは、「こいつはだめ人間」というレッテルではなく、その状況を「理解」した上で、それをいかせる生き方を見つけるためのきっかけなのだと思っています。

今後の講演では、表現を変えたいと思います。
つらい思いをさせてしまったことを、深くお詫びします。
2010/11/14(日) 16:42:16 | URL | UEMATSU #-[ 編集]
UEMATSUさんへ
お忙しい中、私の拙い文章に目を留めて下さり、本当にありがとうございます。
あの時はスライドに衝撃を受けて、ほんの一瞬ですがお話に集中出来ない時間があり、UEMATSUさんの真意を理解出来なかったのかもしれません。
本当に申し訳ありません。

自分でも、あの時何に衝撃を受けたのか上手く表現出来ず、上のような文章になってしまいました。
でも時間がたつにつれて、私達に本当に伝えたかった思いは、もしかしたら私が感じた事とは別の事なのではないかと思うようになり、もう一度よく考えてみようと思っていたところでした。
今回コメントをいただいて、そのことが良く分かりました。
ありがとうございました。

私も小さい頃から星を見るのが好きな子供でした。
なので、UEMATSUさんがロケットを開発されたニュースを知った時は、本当に嬉しく感じました。
今回のUEMATSUさんのお話も、想像していた以上に奥深いお話で、伺うことが出来て本当に良かったと思っています。
これからもより沢山の人々に、UEMATSUさんの思いが伝われば良いなあと願っています。
そして、今お考えになっている様々なアイディアが、一日も早く実現することを期待しています。
ご訪問、本当にありがとうございました。

2010/11/14(日) 21:25:07 | URL | 栗太郎 #w7jm7Cj.[ 編集]
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